仕事

将来の不安に備え40代から60代の働き方を考えよう

衝撃的なニュースが飛び込んできました。

21年4月から70歳まで雇用が努力義務になりました。

『なんだ、努力義務なんだ。じゃーまだ関係ないや』

と考えるのは早いです。

2006年、65歳まで定年が義務化されましたが、その6年前の2000年に65歳までの雇用が努力義務となったのです。

つまり、

5年後には70歳までの義務化になると思った方がよいです

そこでみなさんに質問です。

みなさんは70歳までサラリーマンとして働きたいですか?

40代になったら自分がどのように働きたいかを考えるべきだと思います。

この記事はどのような視点で働き方について考えればよいかのアドバイスです。

今から動き出しましょう。

40代で抱える悩みとは?

では何故このような働き方について考えることをおすすめしているのか?

40代の不安を抱える多くの方のトップ1がお金に対しての不安です。

例えば

・子供の教育費

・住宅ローンの支払い

・親の介護費用

・退職後の生活費

やっぱりいろいろ考えるとお金については不安になります。

だからこそどのような働き方、お金を貯めるのを考えるべきだなのです。

40代はまだ本業をそのまま働くことができますが、勤続20周年の節目を迎えた時に

『まだ、20年以上も働かなきゃいけないのか?』

私もそうですが65歳まで働くとしても折り返し地点に差し掛かっただけで、

働く期間はまだまだ長いです。

それが更に5年も延長だなんて仕事をしている人にとって

『あ~、私は何歳まで働かなきゃいけないんだ』

と思った方も多いはずです。

でも、結局働き方やお金について何も考えていないとそのまま今の仕事を続けるという選択しかできなくなります。

そういった働く自由を得るために

今将来について働き方を考えておくのです。

考えるべき5つのポイント

では

60代から70代までどのように働くかを考えるには

5つの切り口で考えてみて下さい

1.本業

2.資産

3.家族

4.副業

5.健康

本業をいつまで働き続けるのか?

巷でFIREが流行っていますが、

家族を養っていたり、家のローンを抱えていると

家族に

そう簡単にやめるといえない

のが現実です。

かといって

70歳まで本業で同じ場所で働きつづけるかはよく考えるべきです。

見るポイントは

役職定年後の働く姿を考える事です

定年の前に必ず訪れるのが役職定年は大きな仕事に変化があります。

役職定年って何?

課長や部長などの役職が外れてしまう年齢のことです。

役職が変ると働くポジションが大きく変化していきます。

・アドバイザー的なポジションについたり

・過去の経験を生かした部署へ異動したりします

とある程度今までの経験、貢献度を考慮した異動になればよいのですが、

・今の部署で部下がやっていた仕事と同じようなことをする。

というケースもあるはずです。

そうしますと

役職が外れてかつての部下が上司になることもよくあります。

お互い働きにくそうな場面を私はよくみます。

もちろん、

割り切って働ける人はよいのかもしれませんが、抵抗のある方もいるはずです。

まず、自分の会社の役職を外れた人がどのような仕事をしているかを確認願います。

同じ会社で自分の働きたいと思えば働けば良いでしょう。

いや、こんな仕事で働くのは難しいと思うのであれば転職も視野に考えるべきです。

過去名物上司が閑職に追いやられ、全く面影がなく、寂しそうに働くのをみたり、

全く部下と同じ仕事を経験値が高いうえに欠員のところにあてたりされているのをみると、

私は同じ人生を歩みたくない。少なくとも選択肢を増やすために今から備えておこうと思いました。

資産をどこまで貯めるべきか?

本業を辞めたり、好きな仕事をするにも

ある程度資産がないとそんな踏ん切りがつきません。

お金の不安は将来の不安ナンバーワンです。

お金の心配があれば選択肢がなく、70歳まで働くしかなくなってしまいます。

それでは自分の人生つまらないです。

資産についても真剣に考えましょう。

①いくらまで貯めればよいのか?

②60歳以降の働きたい仕事の収入はいくらか?

この2つを考えてみて下さい。

まず生活費をどのくらい必要ですか?

人によって生活レベルが違いますが現状の生活レベルから推測していきましょう。

65歳平均生活費レベルが月27.6万円だそうです。

そして夫婦がもらえる平均年金は月23万ですので、不足分は4万円。

人生100年とすると65歳時点で残り35年×4.6万円×12か月で1,932万円不足することになります。

この計算をご自分のパターンで計算して下さい。

この金額が最低限必要な金額となります。

年金だけでは生活できない。あと2,000万円と言われる理由はここにあるわけです。

恐らく人間はぎりぎりだと安心はできないはずです。

少しでも生活を切りつけめたり、欲しいものを我慢するはずです。

だから、

私は自分の必要金額に最低2倍貯めることをおすすめします。

ここまで貯めればたまには旅行もできますし、

たまにはほしいものも躊躇なく購入することができます。

今まで住宅ローンや教育費でいろいろ我慢していた方は

これからはもう少し自分の為にお金を使って人生楽しむことを考えましょう。

家族の同意をえるポイントは?

本業について今後の働き方を考えた時に

仮に早く会社を辞める、転職して別の仕事につく

と考えた時に必ずしも奥さんの理解を得られるとは限りません。

相談せずに勝手に転職や仕事を辞めたりすることは論外です。

でも、70歳までずっと時間の自由なく働き続ける人生が楽しいでしょうか?

限りある人生、ストレスなくのんびり働きたいですね。

奥さんが理解が得られやすいのは2つです。

・子供が社会人になる年齢

・家のローン返済年齢

この二つの遅い方を57歳だとすると

その年齢以降は好きな仕事を自由にさせてほしいと

常日頃からお願いすることです。

その時は資産計画もぜひご家族に説明しましょう。

上記の2つが終わっていると家族の同意が得やすいはずです。

そのタイミングから自由な時間を得ることができるはずです。

副業を今から始めましょう

副業は今から是非始めてみて下さい。

理由は三つあります。

ひとつめは

人生の選択肢がぐっと増える。

本業をやめたいと思っても収入や資産がなければ選択肢はものすごい狭まります。

どんなに仕事がやでも、仕事を辞めることすらできない人は大勢います。

また、転職したとしても自分の想定以上に評価が低く、結局不本意な仕事をすることもありえます。

それを早い段階から副業することで収入源を増やしておくのです。

二つ目は

副業そのものが新鮮で楽しい。

従来の仕事にはない知識を得た得たり、SNSを通じて仕事と違う繋がりをもつことができます。

本業と全く違う仕事をすることをおすすめします。

詳しくはこちらに記載しましたので、ぜひ参考にしてください。

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健康管理に気をつけよう

最後には健康についてです。

これだけ別枠としました。

どういう仕事で働きたいかと関係ないのでは

40代から健康管理はマストです。仕事に選択にも大きな影響を与えます。

本業で稼ぎ続けるとしても、

副業で新たな人生を歩むとしても

資産がたまっても

健康でなければ働く事も遊ぶこともできません。

自由な時間を手に入れたとしても楽しくないです。

ですから健康管理は40代からのマスト項目です。

まずは食事制限、そしてウォーキングをおすすめします。

その為にはまずウォーキングから始めたらいかがでしょうか

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まとめ(お金のためではなく、自分のやりたい仕事をしよう)

1から5をしっかり40代から考えていれば

仮に70代が定年となったとしても

働く選択肢をぐっと増えて、

かつ、

資産があれば不必要に不安になる必要もないです。

その結果、

働く事も、仕事をしないことも自由に選べるようになります。

今回でこれが一番いいたい事です。

人生の選択肢を増やして楽しく生きよう。