今回は何故かお金のたまらない人の習慣について説明します。
今回の対象の人は
- 収入が平均以上になのに何故かお金がたりない
- 贅沢していないけど、毎月自転車操業、ボーナス頼み
ではどうすればよいのでしょうか?
ずばり、月々の支出を把握して、月の収入>月の支出に変える
たったこれだけです。
それができれば苦労しないですよ。
では具体的なやり方について説明します。
1.月々の収支を把握する
2.大きな固定費を見直す
月々の収支を把握する
お金がたまらない人は毎月の家計状態を理解していません。
例えば、ダイエットで成功している人は、日々体重を測って、自分の状態を理解しています。仮に暴飲暴食した時は次の日は食事の量を減らしたり、体重が増えた原因を振り返ります。
お金の管理もダイエットと同じで月々家計がどんな状態のなのか正しく現状を理解する必要があります。
やるべき事は
・給与明細をみる
・1か月間、家計簿のように月の生活状態をみる
1.給与明細をみて、月つかえる額を把握する
早速、給与明細を確認してみましょう。
会社からの給与は、税金、社会保険料が控除されており、その差分が銀行口座に振り込まれています。
①収入ー②控除総額=③実質月々銀行に振り込まれる額 ③が大事です。
話がそれますが、②についも所得税、住民税、雇用保険料、健康保険料、厚生年金保険料、40歳以上の方は介護保険料を控除されています。
みなさんがお金が増えないと感じているのは、実は増税を繰り返しているからです。まずこの事実を知る事も大事です。
2.1か月間、家計簿のように月の生活状態をみる
最近は1か月の使っている金額が楽になりました。
大きく分けて、2つからみることでざっくり把握できます。
1.ネットバンキングで月々の引き落とし額を確認する
2.スマホのアプリの活用して、現金での状況を確認する
最近では銀行のネットバンキングやPAYPAYなど電子マネー等が普及して、一気に把握が楽になりました。まだまだ現金派の方はいらっしゃると思いますが、その方は日々レシートを受け取り、スマホのアプリでマネーフォワードやZaimなどのアプリを活用してレシートでスマホカメラでとれば簡単に管理できます。
まず1か月やってみて下さい。100円単位まで細かくやる必要はなく、ざっくりで結構です。
注意するポイントは
①スマホ代②医療保険料③子供の教育費④食費⑤水道光熱費⑥レジャー費(外食含む)⑦家賃(もしくは住宅ローン・管理費等)⑧自動車ローン ⑨その他
この①から⑦の合計が日々振り込まれる額に対してマイナスでしょうか?プラスでしょうか?
まずこの現状額を把握することから始めましょう
すごいマイナスでした。どうしたらよいでしょうか?
私もボーナス頼みの生活でした。これをみなおしていきましょう。
大きな固定費を見直す
電気をこまめに消しましょう。少しでも安いスーパーへ買い物へ行きましょう。って頑張っている方いませんか?
時間の労力の割には効果少ない、気持ちが沈みますよね。
だって、歩いて3分のところにスーパーがあるのに20円安いキャベツを買うために自転車で5km先のスーパーへ。なんて頑張ってしまうとふと月末家計簿をみるとまだマイナス、いや頑張って千円プラスなんて実態をみてしまうと、豊かな人生ではなないですよね。
人生楽しむためにそれほど差がないのであれば近くのスーパーへ買い物行きましょう。電気をこまめに消すことは資源を大事にするという点では良いのですが、生活費を削るという観点ではおススメできません。余った時間はのんびりと過ごす、勉強する時間にまわしましょう。
見直すところはこの3点にしましょう。
月々の収支をプラスになるまでここで削りましょう。
①通信費(スマホ代や固定電話代)
②保険料金
③過剰な教育費(習い事)
月々のスマホ代を抑えるとなると格安SIM(ワイモバイルやUQモバイルなど)へ切替得だけが選択しでしたが、遂に大手キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)が遂に別ブランドで格安プランを打ち出しました。
提供事業者 | ドコモ | au | ソフトバンク |
新ブランド | ahamo (アハモ) | povo (ポヴォ) | LINEMO (ラインモ) |
料金(税込) | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB |
今まで格安SIMはちょっとなと思っていて躊躇していた方、でもまだ月々のスマホ本体が支払い終えていない(笑)と言わず、思い切って見直してみてはいかがでしょうか?
大手通信キャリアを活用しているの平均携帯電話料金は8,300円程度だそうです。
単純に5,000円近く月々安くなる計算です。これを年換算でいうとなんと60,000円の効果があります。
次に保険料金です。世間の月々の医療保険料金ってどのくらい払っているのでしょうか?
検索してみると一世帯当たり年間38.2万円で、月々約3.2万円だそうです。みなさんのそれぞれと比較していかがですか?
『自分の方安かった。勝ったた。負けた』って勝ち負けをみて下さいとお願いしている訳ではないです。一生涯の自分がどれだけ払っているのか。計算してみて下さい。
仮に25歳から加入して85歳まで支払ったとしましょう。60年間で2,292万円です。
保険は将来へのもしもの為、保険は手厚くという考えはもちろん理解できるのですが、冷静に考えてみて、この金額を貯金した方がよくないですか?夫婦で一生涯2,000万円近くも医療費で使うのは相当レアケースです。
また、詳細は別でお話しするとしますが日本には手厚い国の医療補償制度があります。医療保険は3割負担ですみますし、高額医療費制度で所得によって月々の上限が決められ、それを超えた分は国が負担してくれます。その為に会社員は日々社会保険料と称して自動的に月々引かれているのですから、最大限活用しましょう。まず月々の医療保険料を見直し、1万円程度に抑えましょう。
これにより月々2.2万円程度生活費を下げる事ができます。
ご家庭で子供の習い事費用を聖域としていませんでしょうか。塾から水泳、ダンスと月々の支払も馬鹿になりません。
可愛いわが子には泳げるようになってもらいたい、英語を小さい頃から勉強させたい、良い塾へ通って良い高校、良い大学へ行ってほしいと思うのは自然な事です。ですので全てやめるのではなく、まず月々の生活費(娯楽費用含む)+貯めたい額(最低5万円)を計算してみてください。そこから月の収入を差し引いた残りの金額の範囲で習い事をしましょう。
これを実施することで運動系習い事を一つ減らすことで月6千円程度、支出を下げる事ができます。年換算で72千円です。
塾も総合コース以外に個別〇〇コース等を入っている場合は、是非お子さんの勉強状況を見てください。成績が費用に対してリンクしていない時が多々あります。恐らくそんな時は子供のキャパを超えています。その時間を復習や予習にあてたほうが間違いなく効果が上がります。これも見直せば5千から1万円の効果があるはずです。
これもまた中々の効果です。
まとめ
みなさん、いかがでしょうか。
まずは月の収入額を把握し、1か月間の生活費を確認する。
それで月の収支がマイナスがプラスになっている事を把握することから始めましょう。
やり方は
①給与明細をみる
②そしてネットバンキング引き落とし額の確認、現金での収支をアプリを使って確認する
これで簡単に把握できます。
ネットバンキングに入っていない方は通帳記帳してみて下さい。
私はお金を貯める事を考えるとネットバンキングに入る事をおすすめします。
アプリを持っていない方はレシートで家計簿をつけてみて下さい。
アプリを入れていない方はマネーフォワードやZaimを入れて下さい。
記帳する時間や振り込み等の費やした時間、家計簿をつけている時間が勿体ないです。
ネットバンキング、家計簿アプリを入れるだけで簡単で財務状況を把握できます。
この時間を自由な時間に変えて下さい。
アプリを活用すればネットバンキングの状況も実は連動させる事ができ更にうれしいのですが、
全ての財務状況を無料アプリに任せるのに抵抗があり、私は連動させていません。
次に大きな3大固定費を見直す。
①携帯通信料②医療保険料③子供教育費(習い事)を見直す。
これらを見直すことで月3万円から5万円程度、支出を抑える事ができるはずです。
まず月々の支出を見直す事から始めたのは理由があります。
給料を3万円増やすのって相当難しいからです。
現在は昇格は狭き門、働き方改革という名の残業カット。
日本の平均給料は10年以上全く上がっていません。
その為、固定費を見直し、支出を減らす事が一番の余裕資金をためる近道だと思います。
是非、各ご家庭の月々の家計を見直してみて下さい。
できれば月の収支は年間通じて、ボーナスを含めて1年間続けて管理していくことが大切です。
ダイエットリバウンドと同じです。
ボーナスに浮かれて、全額レジャーにつぎ込むことのないようにしてください。