今回は今話題のウェルスナビを紹介します。
みなさん、ウェルスナビってご存知でしょうか?
お金をロボットで運用するんでしょ。なんか怪しい
正直ロボットというとちょっと怖いですね。
私は2021年1月から11月までだいたい1年間やってみた結果を報告します。
この記事を読んでウェルスナビを使おうと思っている方、資産運用を迷われている方を
対象としています。
私は資産運用を10年以上やっており、
メインは投資信託を中心にやっています。
では今更なぜウェルスナビを始めたのでしょうか?
理由はひとつです。
世界中の富裕層が実践している投資法『長期・積立・分散』をパソコンやスマホで簡単にできると言うシンプルな触れ込みに興味がわいたからです。
かつ私が手を出していない不動産投資、金、債券も幅広く運用できます。
世の中のマネーの動きがどのようになっているのか、みなさんも知りたくないですか?
ウェルスナビは資産運用には良いのか?
特徴
大きくわけて3つあります。
すべて自動で資産運用ができる(カンタン)
お金の知識がなくても安心です。
金融商品の選定から発注、積立て、リバランス、税金最適化など
通常自分で考えて対応しなければいけませんが、全て自動運用です。
意外に金融商品の選定って時間がかかります。
わずか0.01%の手数料の差とか、米国のS&P500が良いのか、
全米インデックスがよいのか、商品選択にすごい時間を費やします。
更にリバランスなんてやっている人は少ないのでは?
いづれにしても検討中に投資タイミングを逃してしまったなんてことは
投資初心者あるあるです。
長期・積立・分散で賢く資産運用(実績あり)
このウェルスナビの運用目標は
中長期的に世界経済成長率を上回るリターンを目指すこととしています。
ポイントは中長期的と言う点です。
短期目線ではなく、長い目線でみて大きなリターンを目指すことに安全な資産運用の姿勢がわかります。
まさに、資産運用の王道です。
実際、HPでは過去のシミュレーション実績を示されています。
1992年から25年間でリスク許容度3を選択(5段階まで選択可能)した場合
累計10万ドルつみたてが、24.2万ドルと2.4倍になっています。
リスク許容度3は米国株30.6%、日欧株21.5%、新興国株5%、米国債券29.1%、金8.8%、不動産5%
の商品選択をしてリバランスを行った結果です。
なんかそれでも信用できない。何故1992年から?何故25年間?都合の良いところで区切っているだけなんじゃないの?
私も疑り深いです。
でも安心して下さい。
このウェルスナビの柴山CEO自らこれで運用しており、
その結果をHPで発表しています。
面白いですよね。
柴山CEOの実績も見てみましょう。
公開されているのは2016年から2021年10月までです(2021年12月時点)
約5年半の運用で561万円つみたて、
なんと920万円(+63.85%)、年あたり+11.8%となっています。
絶対の自信があるからこそ、発表しているのだと思います。
このウェルスナビが損している時は
柴山CEOも損しています。手を抜くはずはないです。
今加入者30万人いて、資産6000億円を突破しています。
自ら身体を貼ってやっているのが好感持てます。
こちらは柴山CEOの書籍です。
積立NISAにも活用できる(安全性)
積立NISAの金融商品に選ばれる為には厳しい基準をパスする必要があります。
私は投資信託を選ぶ基準のひとつにこの積立NISAの対象商品かどうかもみます。
リスクはゼロはないですが、巷で売れているような危ないリスク最強、手数料最強?の
商品は絶対に選ばれませんので、初心者の安心マークとして
積立NISAの対象商品かどうかはチェックします。
私の21年1年間実際の運用実績
運用結果
21年1月から始めました。
初期投資に50万円。月々2万円づつ積立しています。
累計積立額72万円となり、現在約83万円(+15.36%)
約11万円のリターンです。
『よし、柴山CEOのリターン(11.8%)に勝った』と喜んでいる場合ではないです。
たまたま始めた時期が違うからです。
私の場合はリスク許容度5で運用しています。
こちらが商品別実績
こちらでみると、米国株から日欧株、新興国と実に満遍なく
運用していることが分かります。
リスク許容度5ですので、債券比率が低いのが分かります。
どうですか?
今年は世界が上り調子でこれ以上に好調な方も当然いらっしゃると思います。
ぜひ、比べてみて下さい。
メリットはあるの?
結論。
私は資産運用に臆病な方でも、積極的に資産運用する方でもメリットはあると思います。
資産運用に臆病な方はひとつ確認してほしい事があります。
ネットバンキングで自分の利子をみて下さい。
私は100万以上の預金残高で10円でした。
資産運用しない人は銀行預金は安全資産だと考えている人が多いです。
でも、本当にそうでしょうか?
今、世の中の資産運用している人はどんどん資産を増やしています。
一方、給与は右肩下がり。そして銀行預金の利子も限りなく0に近い。
10年後資産運用していなかった方が大きなリスクを背負っている可能性が高いことを
認識すべきです。
リスクがどうしても怖い。一歩踏み出せない方。
そんな方はウェルスナビは良いです。
リスク許容度が5段階で選べ、1からまず始めてみるのです。
それだけでリスクは回避する確率が高く、でも銀行預金よりも資産が増えるはずです。
次に運用経験がある方です。
私はこちらです。
富裕層のお金の流れはグローバルでどこに投資して、株、債券、金、不動産とどのように
資産配分していくのか勉強ができる。
だから、ほんの一部しか活用していません。
ここで改めて分かったのは全世界における日本株の影響度。
上記の資産運用でリスク許容度5で日本市場に投資する比率はわずか7%です。
つまり、グローバルで成長が続くとして、日本が取り残された場合、
日本株だけ投資しているとどんどん資産価値が落ちていくリスクがある。
逆にウェルスナビで資産運用をしていると
日本が大不況で株も暴落、
給料も減額・ボーナス0になった時でも
リスクヘッジができてるので、多少の心のゆとりが生まれます。
ウェルスナビのコラムによると日本株が5%値下がりした時の資産に及ぼす影響度は
約0.35%だそうです。
そういった事が学べるので、少額でも投資するメリットはあると考えます。
手数料が1%(税込み1.1%)は高い?
確かにETFやインデックス投資と比較するとかなり高い。
実際、ウェルスナビの投資先はETFです。
ですので、ご自分でグローバル投資できる方は不要だと思います。
このウェルスナビの特徴は
手間をかけずにグローバルに株式投資、金、債券、不動産と商品で資産運用できる
自分の設定したリスク許容度に従い勝手にリバランスをしてくれる
ことです。
長期積立を前提とした資産運用はできるだけ、時間をかけないことです。
その空いた時間で本業でより稼ぐこと、副業で多くの収入源を確保するのに
費やしていけばよいのです。
それでも手数料が高いと言う方は手動でETFを運用していけば
より低コストで運用ができます。
どこに価値を見出すかです。
まとめ
今回は話題のウェルスナビについて、実際の体験談を報告しました。
今後こういったロボアドバイザーの資産運用は増えてくると思います。
私は少額ですが継続してグローバルのお金流れをつかむのに活用していきたいです。
新興国インデックス、国内株式インデックス等と比較して、
今年の運用成績はウェルスナビ圧勝です。
でも一喜一憂する気はないです。
あくまでも長期投資を前提としており、誰もどの運用が正解なんかはわかりません。
ひとつ言える事は
銀行預金をしている人だけはかなり高い確率で他の人と比べて資産が減るということです。
そんな一歩を踏み出せない方の選択肢としてウェルスナビがあってもいいです。
そして資産運用に慣れればリスク許容度を上げることもできますし、
ご自分で直接ETFを購入していくことも可能です。
ぜひ、選択肢のひとつとしてウェルスナビを検討してみて下さい。
資産運用は自己責任となりますので、ご了解の上検討下さい。
余談ですが、
私は購入するきっかけとなったのは実はCEOの柴山さんの本を読んで
考えにすごい共感をしたからです。
興味のある方はぜひ読んでみて下さい。