家族

高校受験の親のストレスを減らす5つの方法

子育ての中で最初の大きな難関になるのが

高校受験だと思います。

特に長男、長女など一人目だと親も子供も初めて。

親としては

少しでも学力の高い高校に行ってほしい。

と思うのは当たり前です。

この記事はこんなストレスを抱えるお父さん、お母さんに読んでほしいです。

・高校受験を控えるお父さん、お母さん

・お子様が長男、長女で初めての受験

・お子様が勉強しない、進路について真剣に考えない

・ついついきつい事を言ってしまい。喧嘩になってしまう。

この記事は他の受験の記事と少し異なります。

なぜかと言うと

大概、こういった類の悩みを回答するのは塾や先生です。

その方々の最終目標は

学歴の高い高校へ合格実績を一人でも多くつくる事です。

かつ、しょせん他人ですのでこれから記事に書くことは

絶対にアドバイスできません。

あくまでも一人ひとりの人生で考えたアドバイスとなっています。

私は子育てのプロでも、塾の先生ではないです。

また、子供の成績が優秀でもないです。

だから、子供が中3の秋の志望校を最終的に提出する大事に時期に

『もう高校なんか行かない。適当に志望校を書いておいて』

とまるで真剣に考えてくれなく、大ゲンカしました。

こんな同じ悩みを持つお父さん、お母さんに参考になればと思い記事にしました。

高校受験がなぜ親のストレスがマックスでたまるのか

理由は色々あると思いますが3つあると思います

・中学三年生は反抗期に入り、全く親の言う事は聞かなくなる

・周囲の成績優秀なお友達の話ばかりが耳に入る(それに比べて私の子供は・・)

・中3の塾代のお金はかかり、かつ時間的にも車の送迎で拘束される。

ちなみに私の家庭は全てあてはまりました。

今まで夏休み、冬休みで必ず家族と旅行へ行き楽しんでいました。

それがそのお金は子供の塾代へ消え、時間も土日も塾になり、夏期講習、冬期講習と時間的にも

全く自由がなくなります。

それなのに子供の学力はあがらない。

生半可にお父さん、お母さんも学力があると経験値からアドバイスしても言うこと聞かない。

お父さん、お母さんのイライラはマックスです。

それでもあまり勉強しない子供をみて

『たまには勉強したら?』

『ちょっとはYouTube見るのやめたら?』

とやさしく注意してみたら、それだけでケンカ。

親も初めての経験でどうしてもいい高校に行かせたい気持ちが

我慢していてもついつい言いたくなってしまいます。

私もそうでした。

毎日家がギスギスして、父親の私は家に帰るのが毎日憂鬱でした。

母親も本当に言うのも我慢して、でも息抜きもできず家にいてイライラしていました。

ではどうすればよいのでしょうか?

親もストレス/悩みを減らす方法

親のマインドを変える

実はこれが一番大事だと思っています。

でも、口で言うほど簡単ではなく、親の覚悟も必要です。

これは塾の先生は絶対に言いません。

人生はマラソン。100メートル走で一等賞をとっても仕方がない。1度や2度ライバルに後れをとったからと言って諦める必要は全くない。追いつくチャンスはいくらでもある。

ということを親として考える事ができるかどうか。

つまり、受験で失敗してもやり直しは何回でもできると考える事ができるかです。

受験ではもしかしたら希望通りにならないかもしれません。

でも、その後大学受験、就職、転職と何回でもチャンスがある。

親が腹をくくり、可愛いお子さんを見守ることだと思います。

でも口で言う程そう考えるのは簡単ではないです。

私の家庭も途中まで同じでした。

本音を言えば親は子供に良い高校に入ってほしい。

でも現実は思い通りにいかない。

我が子は受験を前に学力は伸び悩みどうしても志望校を下げざるを得なかった。

私は悩みました。

ふと自分を見て思った。

私は高校受験、大学受験も失敗して浪人した。

でも今は大手企業へ就職して家族で楽しく人生を過ごすことができている。

後から振り返ると高校受験に失敗したからといってどうってことない。

むしろそういった失敗が私にとって貴重な財産になっていると

自ら体験している事に気づきました。

そこからは高いレベルの高校に行かせようとするのはやめて、

子供の学力レベルの中で良いと思う高校を見つけてすすめてみました。

昔の自分では考えられなかった事です。

私のそういった考えの変化に妻も最初は不安そうでしたが考えを変えました。

子供も納得して新たな目標に向かって勉強するようになりました。

子供優先をやめ、自分の時間、楽しみを作る

何故、子供に必要以上に干渉してしまうのでしょうか?

それは

お金と時間を子供たちに全てを注いでいるからです。

だから、それを止めればいいのです。

『私がこんなに我慢して、子供に尽くしているのに、何故・・・。』

と思ってしまうとイライラして

どうしても子供に余計な口出しをしてしまいます。

だから、親も楽しむ時間もお金も確保しましょう。

旦那さん、奥さんと相談してぜひ、

自由な時間をつくる(1人で遊びにいく時間を夫婦でつくる)

たまには家族で美味しいものを食べに行く

など、受験の時でも親も遊ぶこと、楽しむことを忘れないでください。

特に専業主婦の方は

子供が全てになりがちです。

たまにはショッピングや豪華ランチでも楽しみましょう。

子供がこんなに勉強しているのにと罪悪感があるかもしれません。

でも、親がストレスたまって機嫌がずっと悪いより、

親がニコニコしていた方がずっと子供は安心して勉強します。

だから、自分の時間を大切にしましょう。

それでもストレスがたまる人はもうひとつ方法があります。

SNSでつながった同じ悩みを持つパパ、ママと悩み・愚痴を共有するのも効果的です。

ポイントは近所のママ友では駄目です。言いたいことを言えてすっきりしますよ。

Twitterでつぶやくだけでも反応が返ってきて、ストレス軽減に繋がりますよ。

子供に手紙で気持ちを伝える(喧嘩をしないで子供に伝える)

中学生ともなると子供も反抗期に入り、親の言う事など全く聞きません。

言葉で言えばケンカになるか、無視

SNSなどのメールで伝えれば既読スルー

で親の想いは通じません。

そんなときのおすすめは

手紙を書く

です。

ところで、メールと手紙の違いってわかりますか?

『メール』は自分が寂しいからメールする。

『手紙』は相手が寂しいだろうなと思って書く。

使い方が違うだけでなく、手間暇かかる分気持ちが伝わります。

私の子供がこの受験の時反抗期で話を全く聞いてくれない。

進路提出時にどこでもいいとかいうので大ゲンカしました。

でも自分も感情的になって想いを正しく伝えられなかったと後悔しました。

だから次の日に手紙を書きました。

突然のお手紙に驚きながらもじっくりと読んでくれました。

どうしても伝えたい事は手紙に書いてみるのはいかがですか?

子供に正しく伝わったと分かる事で、親の気持ちも楽になります。

有難い事に今でも子供はその手紙を大切に持っていてくれています。

外へ散歩してみる

親も子供も受験期になると

外へ行く機会が買い物や塾の送迎以外になくなります。

これでは気持ちもリフレッシュできません。

外を散歩することをおすすめします。

そしてたまには子供も一緒に散歩する。

その時は勉強の話は一切抜き。

こんなところに新しいお店ができたとか、

この家素敵な家だね。とか

何気ない会話をしてみましょう。

ふと、こんな会話、子供としたの久しぶりだと感じたなら

大成功です。

お互いがかなりリフレッシュできるはずです。

ペットを飼ってみる

何度も言いますが上の子が反抗期に入り

妻と本当に些細な事でケンカばかりしていました。

この打開策は何かないかと考えたときに子供の中学2年生の11月11日。

ポッキーの日にトイプードルを飼うことにしました。

その日は全く買う気が無かったのですがたまたまその犬が子供の誕生日と同じで、

その犬を抱っこしたらたまらなくほしくなりました。

で、衝動的に飼う事になりましたが、

その日以降、ささいな事で喧嘩することが物凄く減りました。

家族のみんながプードルに癒されたからです。

だってこの顔みて、機嫌が悪くなる人いませんよね。

また必然的に犬の散歩で外へでることになり、良い効果を生みます。

どんな高校を選べばいいの?

レベルの高い高校へ行けないとしてもではどんな高校へ行けばよいのでしょうか?

実はどこの県でも高校入学時に学力が低くても

探せば実に教育熱心な高校は必ずあります。

ポイントは次回の記事で紹介しようと思いますが、

ぜひ塾、学校の先生や合同で実施する学校説明会に行ってみて下さい。

ネットだけでは分からない、いろんな情報が入るはずです。

校則の厳しさ

大学の実績

実際の雰囲気

実際に通っている生徒の様子

などぜひ現地へ行って校風を感じてみましょう。

まとめ

今回は受験のお子様を抱える親のストレスを軽減させる5つの方法を書きました。

親が子供を少しでも学力のある高校へ入れたいと思うのは普通で

その時にどうしても口出しをしてケンカになってしまう事は仕方ないと思います。

親がやってはいけない事は子供に無関心になることです。

特に父親にありがちです。

母親に任せて、見て見ぬふりをするのが一番いけない事です。

必ず子供から受験から逃げずに向かい合いましょう。

その際に重要なことは

人生はマラソンであることを

親も理解して、おおらかな心で子供を見守ることです。

私の家庭も親が腹をくくった時、子供がすごい安心しているのを感じました。

夢を達成する秘訣は一つだけあります。

それは諦めの悪さだと思います。

高校受験を失敗しても、大学受験で浪人しても諦めない事が大事です。

社会人になればいかに大学が関係ないか、またいくらでもやり直しがきくか

よくわかります。

子供には今それを伝え、理解させることは難しく、受験の時はベストを尽くして

逃げずに頑張る事を伝えることが大事です。

親がその気持ちを持てば、随分接し方が変わると思っています。

今、私の周りにも受験期を迎え、学力が伸びずに悩み、親子喧嘩が絶えない家庭が沢山います。

いつもその時に行きつく結論はたかが受験。

学力の高い高校へ行かせることが全てだと親が考えない事です。

このことは塾や先生では絶対言えないアドバイスです。

余談ですが、子供から褒められたことが1個だけあるのでお伝えします。

それはテストの点数が悪くても一回も怒らなかったことです。

それはすごいうれしかったと言っていました。