みなさんは資産運用を始めていますか?
私は貯金通帳をみて愕然(がくぜん)としました。
利息 2円
その時の預金残高が約100万円。たったの2円です。
これが現状です。コンビニとかで1回引き落としたら手数料だけでマイナスなります。
私が資産運用始めたのは働き続けても貯まらないこの現状に強い不安を覚えたからです。
このままでは一生お金に困らない豊かな人生を送れない
漠然と資産運用を勉強しはじめて15年。
本業と資産運用もこつこつ継続して、
年収:8桁、資産:8桁まで到達して年金不足分と言われる2千万円はクリア。
家のローンも3千万円から始まりましたが、支払いの前倒しにより
残り7年で完済目途です。
この記事は10年前の自分に言いたかったお金を貯める為にやることリスト。
1.やってよかったこと
2.もっと早く始めていればよかったこと
を10項目にわけて記載しました。
私は子供が二人いるごく普通のサラリーマンです。
決して特別な事をしているわけではなく、
コツコツやれば誰でもでき、資産が増やすことは可能です。
資産を増やす為にやること10か条
①自分の資産状況を把握する
②月々の収支を把握する
③固定費を見直す
④家族のライフイベントを考える
⑤お金について勉強し、目標金額を定める
⑥iDeCo(もしくは会社の企業確定拠出年金)と積立NISAでインデックス投資
⑦本業以外の副業にチャレンジ
⑧金額に余裕ができればインデックス投資を更に上乗せ
⑨SNSやYouTubeで情報感度を上げる
⑩健康管理を徹底する
1から10を継続できれば
ひとつの目安になる老後年金不足問題の2千万円という資産目標にもぐっと近づき、
さらには今の生活も豊かで楽しいものになっていることでしょう。
100%の保証はないです。
でも、冒頭に書いたとおり、100万円を貯めても利子2円です(2021年現在)
一番いけない事は何もしない事です。
まずは現状の資産状況を把握しよう
①自分の資産状況を把握する
②月々の収支を把握する
ここが全ての出発点です。
突然ですが質問です。
みなさんはいくつ答えられますか?
・銀行口座の残高
・ローン残高(家、車など)、支払い完了予定年
・証券会社の残高と保有している株とその含み益・損
・給与明細(収入、控除されている額、使える額)とボーナス
・生活費、通信費、教育費、保険代金
・当月、来月のカード・電子マネーの引落し額
全てにざっくり頭に入っていればここは卒業です。
これらをまとめていただき、どういう状態でしょうか。
1.あなたの現在金融資産
2.あなたの負債額
3.月々の収支(月に自由に使える額)
おそらく3の月々の収支を把握していなかった人は
どんぶり勘定となり
高い確率で月々マイナスになっていると思います。
でも、マイナスになっている人も心配しないでください。
次の固定費を見直すところでかなり改善されるはずです。
固定費を見直す
③固定費を見直す
みなさん忘れがちですが
一番お金を貯める近道は固定費を見直すことなんです。
今の時代、給与を1万円上げるって大変ではないですか。
1万円上がっても、色々な税金で引かれ、手取りはどんどん少なくなる時代です。
それが固定費を見直すことで
1万円単位での削減がそのまま可能となります。
では、どこを削れば良いのでしょうか?
1円でも安くお野菜を買うこと
残念。大きな固定費か見直していく方が効果が高いですよ
月々の収支をみていると気づくことがあります。
毎月、決まって引かれている額が多い。
ポイントは
金額の大きい固定費から見直す事です。
具体的には
保険代、スマホ代、教育費
この3つで出来る見直しをしてください。
特に保険代・スマホ代はマスト項目です。
削減する際の注意点です。
結婚している方は十分に家族と話し合いをして決めて下さい。
実はこれは本を読んでも誰も言っていませんが本当に大事です。
病気になった時や、万が一自分が亡くなった時に、家族を不安にさせないように。
削減した分は必ず資産運用に回し、まさかの時はちゅうちょなくこちらから切り崩すのです。
保険料を自分で積み立てているイメージです。
病気にならずお金を使わなければ自分で他の用途に使える事が可能となります。
リーズナブルだと思いませんか?
私は20年間も保険料を払い続けていました。
10年前に自分に言いたい事の一番はこれです。
『保険料を見直してその分を投資に回しなさい』
即見直しを検討してみて下さい。
次にスマホ代です。
スマホ代は家族が多いほど効果大です。
大手キャリアも格安プランがだしていますので、そちらを選んでもよいですし、
子供の場合は断然楽天モバイルがおすすめです。
理由は小学生から中学生まで家で使う事がほとんどだからです。
1GB以下ならデータ使用量0円
よろしければリンク貼っておきます。
私の場合家族で
・保険代:年間 約6万5千円
・スマホ代:年間 12万円
削減できました。
1年間で18万5千円。
10年間で185万円、20年間で370万円です。
固定費削減のポイントは思い立ったらすぐ実行です。
それでも月々の収支のプラスにならない場合
教育費は中々削りにくいところですが、
子供が二人以上いる家族は見直してみて下さい。
習い事はひとつ。多くてもふたつと決めてしまいましょう。
詳しくはこちらに記載しました。
初心者向け投資を始める前にすること
⑤家族のライフイベントを考える
将来のライフイベントがどれくらいかかるかを予め考え、予算化することです。
独身であれば結婚費用から
既婚者であれば出産費用や教育費(高校、大学の学費)、家のローンまで
分かっていても金額のイメージをつかんでいないと準備もできません。
詳しくはこちらに記載しましたのでどうぞ。
⑥お金について勉強し、目標金額を定める
よおし、お金もできたことだし、株式投資だ
まだです。正しいお金の知識なくして資産運用を始めるは危険です。
勉強している間は月々の収支をプラスして貯金額を増やしてください。
資産運用をいきなり始めるとリスクの高い商品だったり、手数料の高い商品を購入して損するリスクが高くなります。お金の知識のある方はよいですが、初心者の方は必ずお金の基礎知識から始めて下さい。
詳しくはこちらに記載しました。
私の場合は株式投資のリスクが怖くてなかなか踏み出せなかった方です。
非常に参考になる本も紹介していますので宜しければ参考にしてください。
次に目標金額はどうやってきめましょうか。
人それぞれの目標値があると思いますので
2千万円の人もいれば
1億円の人もいるはずです。
考えるあたり、まず老後私たちはいくらの年金をもらえるのでしょうか。
月々いくらの生活がしたいのかを考えると
最低限貯金しなければならない金額が分かるようになります。
あとは自分が家族と何をして暮らしていきたいかです。
年金額の把握の仕方についてはこちらに記載しました。
iDeCoや積立NISAでインデックス投資を始める(初心者向け)
投資に回せるお金ができたら、
最初にiDeCoや積立NISAから始めて下さい。
理由は税制優遇があるからです。
どの商品から始めればよいか、考え方など詳しくはこちらに記載しました。
投資後にするべきこと
⑦副業にチャレンジ
⑧金額に余裕ができればインデックス投資を更に上乗せ
インデックス投資を始めてみるとわかります。
一度商品を決めて月々の引き落としが始まると
やることがほとんどありません。
じつはこれが最大のインデックス投資の魅力なのです。
日々の株価の値動きに一喜一憂することなく、
じっと長期投資をしていきますので、
他の時間に有効にあてることができます。
ぜひ、副業にチャレンジしてみて下さい。
詳しくは下記に記載しますが、この副業で入手した金額を
月々のインデックス投資に上乗せしていくのです。
インデックス投資はリターンが3%から6%程度ですので、
多くの金額を早くから積み立てた方がより早く目標金額に到達できるからです。
しかも本業とはちがい、副業は面白い、それで得た知識は本業にも生きていきます。
下記はおすすめの副業です。私もまだ道半ばですが参考までに。
即効性のある副業としてせどりがありますが、
素人でもメルカリなら不要なものを集めて5万円くらい貯める事は可能です。
⑨SNSやYouTubeで情報感度を上げる
これは資産運用や副業をやる上で絶対におすすめです。
Instagram、Facebook、Twitterなどがありますが、
断然おすすめはTwitterです。
同じ目標をもった老若男女の様々な業種の方々と繋がれます。
副業をやる上で同じ悩みをもった仲間の話や成功者の話が聞けて勉強になるだけでなく、
モチベーション維持に繋がります。
健康管理をしっかりやる
・本業で稼ぐ
・副業で稼ぐ
・たまったお金で個人で遊び、友人や家族と楽しむ
これら3つは全て
自分の健康だからこそ稼ぎ続け、人生を楽しむことができます。
私は40代になって一番気をつけるようになったのが健康管理です。
やっている事は3つです。
1.ウォーキング
2.夜の糖質制限(白米を食べない)
3.定期健診(体と歯)
特に昨今テレワークとなり、
圧倒的に運動不足の人が増えています。
また、社員食堂から昼食も冷食やコンビニ飯に代わり、
カラダに良いことは何もありません。
そのために私のおすすめはウォーキングです。
コストパフォーマンスが高いうえに、本当に健康維持ができ、
気分転換になることで仕事も集中できます。
ぜひこちらを参考に下さい。
まとめ
10年前の自分に言いたい事
①から⑩を説明しましたが、
一言で言うと
『固定費を見直し、余裕になったお金でインデックス投資を1年でも早く始めろ』
これを早くスタートすればするほど、
継続さえできれば10年後、20年後余裕をもった資産形成ができている。
と言いたかった。
これを読んだみなさんはいち早くスタートして、
楽しい人生に向かって進むことを祈願しています。